
ボールスクリュー用ツール
ボールスクリュードライブやローラースクリュードライブはねじ軸とナットの間で力を伝達する際にボールやローラーなどの転がり部品を使用することで、高精度で高負荷なアプリケーションに最適な選択肢となります。ねじのレースウェイはいわゆる”ゴシックアーク”形状に設計され、転がり部品は点接触を維持します。
この機構により様々な利点を得ることができます:
- 精度と正確性_正確な動作のための高い位置精度
- 高い荷重耐力と信頼性_高荷重が要求されるアプリケーションに最適
- 滑らかでスムースな動き_最適化されたレースウェイでノイズのない動き
- エネルギー効率_摩擦によるロスがないためエネルギー消費が低い
- 高耐久性_高品質な素材と高剛性設計で長寿命
- 高効率_効率的な荷重伝達機構
エムーゲ・フランケンが提案する革新的なソリューション
ボールスクリューやローラースクリューナットの製造における内径ねじの加工には、相応のチャレンジを伴います。要求される公差と表面仕上げを達成するために、従来の工法では熱処理前にねじの前加工を行い、熱処理後に研削加工を行っていました。
この研削工程は特に小径領域ではたいへん難しく、かつ時間のかかる行程でした。
エムーゲ・フランケンでは全体工程を最適化した革新的なボールスクリュー溝の製造プロセスを提案します!
- ワンチャックでの内径ねじの製造工程
ボールスクリュー溝の前加工は熱処理前に行い、スレッドミルまたは貫通穴の場合に限り切削タップを用いて行います。その後ボールスクリュー溝の仕上げ加工を行いますが、これは特別に専用に設計された超高精度転造タップを用いた転造タップ加工となります。その特別な加工形状はその後の熱処理工程と密接に関連し、作り上げられます。 - 研削工程の排除
この工程では、時間のかかる研削工程が完全に不要になります。これにより時間の節約だけでなく、高価な研削盤への投資も削減できます。 - 転造表面の高い荷重耐性
転造加工されたボールスクリュー溝はより高い荷重耐性を持ち、耐久性や溝強度の向上にも効果があります。
カタログはこちら↓